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Netscape-Enterprise/6.1 Server の設定メモ.
各個, 設定した後は ページ下方の OK ボタン を必ず押すこと. そして全てのメンテナンス・設定を終わるときは, 画面右上の Apply リンク を押して Apply changes ボタンを押すこと. そないせんと設定が更新されず, 最悪の場合はエラーが発生してサーバーが立ち上がらなくなる.
※ 下記に紹介する設定例は、レンタルサーバー等のホスティングサービスを提供する、といったもんを前提とする例ではありません。御注意下さい。
- インストール箇所はどこでもO.K. だいたいはデフォルト設定で十分動作する. もちろんドキュメントルート, エイリアスの設定を忘れずに.クラスマネージャーで [ Content Mgmt ] タグ — [ Primary Document Directory ]で, Document Root を設定 (ドキュメントルート)続いて [ Additional Document Directories ] において, [ URL prefix ] で URL のプリフィックス, [ Map To Directory ] でローカルディレクトリを設定 (エイリアス).
- マシンスペックと回線速度に余裕があれば, DNS も有効に.サーバーマネージャーで [ Preferences] タグ — [ Performance Tuning] で, [ DNS Enabled ] を Yes にチェック. [ Async DNS Enabled(非同期 DNS) ] も Yes にチェック. DNS キャッシュは別に No でも良い
- そして Index にするファイルの優先順位を設定.更に続いて [ Document Preferences] の [ Index Filenames ] で Index にするファイルの優先順位を 「,(半角コンマ)」で区切りながら設定 (ex. index.html,index.htm)も し Index ファイルが無いディレクトリを閲覧する場合, デフォルトではファイルリストを表示させる設定になっている. もしリストを表示さしたくなかったら, 選択肢で None を選択, 代わりに表示させるファイルを [ File to use for error response when indexing is none ] で設定する.
- 更にエラーメッセージをカスタマイズしておくと, なお O.K. 日本語を併記しておくと, 初心者にも理解してもらえるはず??更に続いて [ Error Responses] で, それぞれエラーに合う HTML ファイルをあらかじめ作成・保存し, そのファイルの場所を設定. [ Unauthorized ] はエラーコード 401 (認証で失敗), [ Forbidden ] は 403 (ページ非公開・アクセス権限が無い), [ Not Found ] は 404 (ファイルやディレクトリ自体が存在しない), [ Server Error ] は 500 (内部サーバーエラー, CGI で多い)に, それぞれ該当. Server Error は “Internal Server Error”のこと.
- (※ !非推奨!)基本的にアクセスログは不要。 高機能アクセス解析 CGI さえあれば代用可能。 不正アタックにはエラーログで対処可能。サーバーマネージャーで [ Logs ] タグ — [ Log Preferences ] — [ Log client accesses? ] で No を選択
- (※ !非推奨!)サーバーログなんて、長いパスワードさえ決めてりゃ自分しか Administrator になれないので、不要。管理者サーバーで [ Preferences ] タグ — [ Logging Options ] — [ Log client accesses? ] で No を選択
- (※ !非推奨!)CGI ファイルを cgi-bin/ など特定ディレクトリに集約 しない タチやから、どんなディレクトリであっても拡張子が CGI であれば動作許可。クラスマネージャーで [ Programs ] タグ — [ CGI File Type ] 【 Activate CGI as a file type? 】 を Yes にチェック. ※ 必ず Perl をあらかじめインストールのこと。
- (※ UNIX のみ) CGI を動かすユーザー・グループを両方とも “apache” か “nobody” に設定、それと全 CGI ファイルの改行コードを LF に書き換え、パーミッションの設定も忘れず。クラスマネージャーで [ Virtual Servers ] タグ — [ CGI Settings ] で、ユーザーとグループを設定。 Chroot や Directory 、 Nice も適時対応のこと。 ※ なんべんも言うけど、必ず Perl をあらかじめインストールのこと。
- (※ 任意)QOS も設定可能。 但し単位が bit/s(=bps) ではなく byte/s なので注意。サー バーマネージャーで [ Monitor ] タグ — [ Quality of Service ] でサーバー自体の QOS 設定 (実際はこれで十分) あるいはクラスマネージャーで [ Virtual Servers ] タグ — [ Quality of Service ] で仮想サーバーごとの QOS 設定 (仮想サーバーごとの QOS を設定する場合はこれで個別設定)
- サーバー動作に自信がある場合、ファイルキャッシュ機能もONにすると良い。(推奨条件: CPU 1 GHz 以上、メインメモリ 512 MB 以上、 HDD 空き容量 60 MB 以上) サーバーマネージャーで [ Preferences ] タグ — [ File Cache Configuration ] でそれぞれ設定。 なお [ Transmit File(転送ファイル) ] については、 HP-UX・AIX 以外の UNIX はチェック OFF、 Windows ではチェック ON にする。
以下、デフォルト設定。
[Hash Table Size] 1+2×ファイルの最大数 (例: 2049)
[Maximum Age] キャッシュされた情報がどれだけ長く使用されるか (例: 30) 単位: days
[Maximum # of Files] ファイルの最大数 (例: 1024)
[Medium File Size Limit] ファイルサイズ上限 (中) (例: 537600) 単位: byte
[Small File Size Limit] ファイルサイズ上限 (小) (例: 2048) 単位: byte
[Medium File Space] ファイル容量上限 (中) (例: 10485760) 単位: byte
[Small File Space] ファイル容量上限 (小) (例: 1048576) 単位: byte
- (※ !全員!)最後に Apply する
これで最低限の設定は完了、 http://127.0.0.1/ を閲覧すると見事に動くはず。